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加湿器・選び方ガイド
水差しの水を設置場所へ運ぶならSD-E151、付属のキャップ付きタンクを運ぶならHD-RXT726が候補です。ただし、追加給水ができることと、毎日の排水や清掃で本体・トレーを外さずに済むことは別。必要な加湿能力を確認したうえで、作業を場面ごとに比べます。
先に結論
まず、何を選ぶか決める
追加給水のときに本体を外したくないならSD-E151。付属タンクで運び、トレイやフィルターの洗浄の一部を交換へ変えたいならHD-RXT726。どちらも毎日の水交換と残水排出を含めて選び、部品の置き場所と水道までの経路を購入前に確かめましょう。
まず、使う部屋と運転モードを合わせる
| 選ぶときの違い | SD-E151 | HD-RXT726 |
|---|---|---|
| 700mL/hとなる運転 | 強:700mL/h部屋の湿度に関係なく連続運転 | 標準:最大700mL/h設定湿度に応じて加湿量を調節 |
| 公称適用床面積と基準モード条件が異なるため単純な優劣比較はしません | 木造和室13.5畳/プレハブ洋室22畳ターボ850mL/h時。強700mL/hの畳数ではない | 木造和室12畳/プレハブ洋室19畳標準700mL/hを基準とする表示 |
| 静音・ecoを選んだ場合 | 静音200mL/h/標準500mL/h | 静音 最大600mL/h/eco 最大460mL/h |
同じ700mL/hでも、運転の続き方は違う
加湿量はどちらも室温20℃・湿度30%の公称値です。SD-E151の「強」とHD-RXT726の「標準」は700mL/hを示しますが、SDは連続運転、RXTは設定湿度に合わせた調節です。連続運転を手動で選ぶならSD、設定湿度に合わせた調節を使うならRXT。必要な加湿量は実際に使うモードで選びます。
SD-E151のターボは850mL/hの連続運転の段階です。ただし水切れなどで停止し、無操作が10時間続くと自動停止します。HD-RXT726のターボ800mL/hは設定湿度に達するまで、最長1時間。終了後は元のモードに戻ります。静音・ecoだけで使いたい場合は、そのモードの加湿量で部屋に合うかを判断しましょう。
追加給水は「水を運ぶ」か「タンクを運ぶ」か
SD-E151|本体横から補給
別容器に水道水を入れる
水を設置場所へ運ぶ
側面給水口にゆっくり注ぐ
水差しなどの別容器を水道と設置場所の間で運び、本体横の給水口へ注ぎます。追加給水のために上部本体を外す必要はありません。
満水ランプ・ブザーを使うため、給水前にACアダプターと本体接続用プラグを接続します。上部や給水口以外には注ぎません。
HD-RXT726|付属タンクを取り外す
タンクを上へ取り外す
水道で振り洗い・給水
閉める・拭く・漏れ確認
両手で運び、本体へ戻す
タンク取っ手を持って上へ外し、水道でキャップを開けて振り洗い・給水します。キャップを閉め、外側を拭き、漏れを確認してから本体へ戻す方式です。
本体やトレイへ直接水を注ぐ方法は使えません。タンクの持ち運びは両手で支えます。
SD-E151には直接給水の選択肢もある
SD-E151は上部本体を外してトレーへ直接給水する方法も選べます。トレーへ直接給水する場合は、その方式の説明書の手順で電源接続と満水の扱いを確認して使います。トレー容量4.7LとRXTのタンク容量6.3Lは、毎回満水で運ぶ量を指定する数値ではありません。
水切れで停止した後、SD-E151は給水すると運転を再開します。HD-RXT726は運転入/切スイッチで給水サインを解除し、給水済みタンクを戻してから再度スイッチを押します。
毎日の水交換では、どちらもトレーを扱う
SD-E151|上部本体を外して排水
運転を止め、接続を両側とも外す
上部本体を外す
トレーを取り出して排水場所へ
古い水を捨てるときは、上部の電装本体を取り外して抗菌給水トレーを取り出します。上部本体を一時的に置く、乾いた安定した場所も必要です。
ACアダプターをコンセントから抜き、本体接続用プラグも外します。本体を傾けて側面給水口から排水しません。
HD-RXT726|タンクのほかにトレイも
停止し、送風が止まってからプラグを抜く
タンクを上へ取り外す
トレイを水平に引き出す
残水を捨てる
タンクの水を入れ替えて振り洗いするだけでなく、トレイに残った水も捨てます。取扱説明書では両方が「ご使用のたびに」の手入れです。トレイカバーを使っていても排水は残ります。
停止後に冷却の送風をする場合があるので、すぐにプラグを抜きません。戻すときはトレイを奥まで入れてからタンクをセットします。
定期清掃は、洗う物と拭く物を分ける
| 選ぶときの違い | SD-E151 | HD-RXT726 |
|---|---|---|
| 定期清掃で洗う部品 | トレー・ベース・加湿フィルター2枚・Ag+抗菌イオンユニット上部の電装本体は丸洗いしない | 標準の気化フィルター・トレイ仕切板・タンクフロートと付属の発泡スチロールは外さない |
| 水洗いと分ける手入れ | 上部本体は布で拭く | 本体は拭く。吸気グリル・抗菌エアフィルターは掃除機などでほこりを取る本体・吸気側は週1回程度が目安 |
洗浄の一部を交換に変える選択もある
SD-E151はトレー、ベース、フィルター2枚、Ag+抗菌イオンユニットを外して水洗いします。水が入っている時間が約168時間になるとお手入れランプが点灯しますが、点灯前でも汚れに応じた手入れは必要です。
HD-RXT726の標準フィルターは、2週間に1回程度の水洗いと、1カ月に1回程度のクエン酸洗浄が目安です。仕切板も外して洗います。タンクキャップのAg+抗菌アタッチメントEXはクエン酸洗浄できないため、部品をまとめて同じ洗浄液へ入れないでください。
同梱のカンタン取替えトレイカバーは、トレイを洗う作業をカバー交換に変えます。交換目安は1シーズン。6カ月・1日8時間・水道水の硬度50mg/Lを条件とした目安で、汚れが気になる場合は早めに交換します。残水排出、タンク、仕切板、標準フィルターの手入れは続けます。
さらに別売のカンタン取替えフィルターH060524を選ぶと、そのフィルターの水洗い・クエン酸洗浄を交換に置き換えられます。交換目安は1日8時間・硬度50mg/Lで約3カ月。標準同梱品は洗って使うタイプで、使い捨て品の購入は必須ではありません。洗う対象を減らすために継続購入を受け入れるなら、RXTを選ぶ理由になります。
RXTのお手入れサインは運転時間ではなく、プラグを差してから2週間が目安です。両機種とも手入れ後は指定のリセット操作を行います。表示周期より早く汚れた場合も手入れし、毎日の排水に加えて続けられる洗浄・交換の方式で選びます。
置いた後に外せるか、水道で扱えるか
| 選ぶときの違い | SD-E151 | HD-RXT726 |
|---|---|---|
| 組み立てた状態の外形寸法 | 幅340×奥行295×高さ328mm | 幅375×奥行210×高さ375mm |
外形寸法だけで作業場所を決めない
SD-E151は上部本体を上へ外せる場所と、その本体を一時的に置く場所を確認します。HD-RXT726はタンクを上へ抜く動きと、トレイを水平に引く動きが必要です。追加の高さと引出し距離の確定値がないため、棚が近い場所では購入店で部品を外す動きを照合するまで購入を保留します。上へ本体を外せるならSD、タンクを上へ抜きトレイを水平に引けるならRXTを候補にします。
運転時の余白も別です。HD-RXT726は前後左右30cm以上、製品の上端から上方に1m以上を確保します。SD-E151も壁へ押し付けたり家具の近くで使ったりせず、吸気口・吹出口をふさがない置き方が必要です。テレビやラジオからは1m以上離します。
RXTのタンク本体は高さ318×幅120×奥行210mmで、キャップを含みません。蛇口の下で傾ける動きや、手を添える空間まで含んだ寸法ではないので、シンクの高さだけで適合を決めないようにします。
上部本体・空タンク・トレーの単独質量は未確認です。運ぶ重さが決め手なら、購入店で実物の持ち方を確かめてから選びます。追加給水で本体を持ち上げたくないならSD、付属タンクを両手で運びたいならRXT。排水時のトレー運びはどちらにも残ります。
水道と置き場所の間を、作業ごとに考える

水差しを設置場所へ運んで側面から補給するならSD、付属タンクを水道へ運ぶならRXT。毎日の排水ではどちらもトレーを扱うため、濡れた部品とSDの外した本体を置く場所も確保します。
毎日受け入れられる作業で選ぶ
追加給水では本体を持ち上げず、水差しなどで水を運びたい。
SD-E151を選ぶ
SD-E151の側面給水口を使う方法が合います。日々の排水では上部本体を外してトレーを扱うため、その作業と部品の置き場所まで受け入れられることが条件です。
使用する運転モードの能力が部屋に合うこと。
付属のキャップ付きタンクを水道へ運び、戻して使いたい。
HD-RXT726を選ぶ
HD-RXT726はタンクを上へ外して給水する構造です。トレイの洗浄は同梱カバーの交換に置き換えられ、必要なら別売の使い捨てフィルターも選べます。残水排出と周辺部品の手入れは続けます。
使用する運転モードの能力と、両手でタンクを運ぶ方法が合うこと。
使いたいモードでは能力が足りない、または水交換・排水・清掃の場所を確保できない
今回は、どれも選ばない
その条件では、この2機種から無理に選びません。先に必要能力に合う運転と、外した本体・濡れた部品を置ける場所を確保しましょう。給水方式の好みだけでは、この不足を埋められません。



