NE-BS6EとNE-BS5Eの違い|蒸す料理まで任せるか、いつものグリルで選ぶか

蒸し料理を献立に加えるイメージ オーブンレンジ

オーブンレンジ・2機種比較

グリル皿で両面を焼く、ボウルで料理を作る、惣菜を温め直す。こうしたビストロの基本は両機にあります。選び分けるのは、食材を組み合わせる調理、蒸気の使い道、解凍の操作です。

先に結論

あなたに合うのはどれ?

定番の焼き物・ワンボウル・惣菜の温め直しが中心ならNE-BS5E。冷凍ストックを組み合わせる「おまかせグリル」、タンク式スチーム、用途別の解凍まで使いたいならNE-BS6Eを選びましょう。

まず、BS5Eにもある「ビストロの基本」

上位のBS6Eを選ぶ前に、BS5Eにもある機能を押さえましょう。毎日の焼き物、ボウル料理、惣菜の温め直しは、2台に共通する得意分野です。

両機共通

裏返さずに両面焼き

「大火力平面ヒーター」と、マイクロ波で熱くなる「ヒートグリル皿」で両面を加熱。対応する焼き魚などは裏返し不要です。

上面はヒーター、底面は食材に接する皿が焼く仕組みです。焼き魚を途中で返す手間を減らしたい、という目的ならBS5Eでも満たせます。

両機共通

ワンボウル調理

「ワンボウルメニュー」は、下ごしらえした材料を耐熱ガラス製ボウルにまとめて加熱する機能。パスタ・シチュー・中華・煮物・やみつき野菜・スープの6系統に対応します。

材料の準備は自分で行いますが、加熱はボウルにまとめて任せられます。こうしたパスタやスープを普段の献立に使いたいなら、両機とも候補になります。

両機共通

惣菜はフライあたため

ヒーター・ヒートグリル皿・レンジの「トリプル加熱」で温め直し。調理済みの市販冷凍フライも対象で、生の衣付き食品は対象外です。

表面と中を組み合わせて温める方式で、買ってきた惣菜を食べるときに役立ちます。この用途も共通なので、惣菜の温め直しが多いことだけでBS6Eを選ぶ必要はありません。

通常トーストも両機とも最大4枚・裏返し不要。

1人分の冷凍ごはん・うどんメニューも共通

両機に1人分の「冷凍ごはん・冷凍うどんメニュー」があります。指定の食品・容器・レシピに合わせて使います。

FS3E・MS4Eから、BS5Eへ上げるかを考える

この記事の比較対象はNE-BS6E・NE-BS5Eです。NE-FS3E・NE-MS4EからBS5Eへ上げるかで迷う場合は、温度指定・手入れとBS5Eへの候補切替をまとめた比較も参考にしてください。

焼き物の違いは「組み合わせる」か「定番で作る」か

NE-BS6E

おまかせグリル

対応する肉・魚・野菜なら、冷凍・冷蔵・常温を組み合わせて焼けます。ストックと手元の食材から献立を決めたい人向きです。

「カラータッチ液晶」で食材の種類と分量を選んでスタートします。冷凍ストックと冷蔵庫の野菜を一緒に使うことが多い人は、この組み合わせへの対応が6Eを選ぶ理由になります。

肉・魚は厚み2cm以下で、重ねずに並べます。魚は切り身が基本。一尾魚・開きは別メニュー。骨付き肉は「ハンバーグ 骨付き肉」を選び、タンクを満水にします。

NE-BS5E

定番グリル

塩さばやハンバーグなど、指定の10メニューを専用ボタンから調理。いつもの料理を繰り返し作りたい人に合います。

操作部はバックライト付きの「光る文字液晶」とボタン・ダイヤルです。指定レシピの焼き魚やハンバーグを繰り返し作るなら、この定番メニューが選ぶ理由になります。

対象は取説にある3〜4人分の指定レシピ。グリル皿は上段に置きます。

レシピ検索とドアの補足

BS6Eは本体の画面からレシピも検索できます。作る料理を本体で探したい人には、カラータッチ液晶が選ぶ理由になります。

BS6Eの「ソフトダンパー」は、閉まる直前のドアの動きを和らげる機構。手を離す位置によっては働かず、自動で閉まるドアという意味ではありません。

蒸すなら、タンク式のBS6E。茶わん蒸しはBS5Eでも

NE-BS6E

スピードスチーム機構

600mLタンクから蒸気を供給。100℃と60〜95℃の低温スチームを使い、蒸しプリン・ふかしいも・専用メニューのゆで卵などを作れます。

タンクに給水し、対応メニューで蒸気を使うのが基本です。蒸す献立を日常に増やしたい人は、この方式と対応メニューを使うためにBS6Eを選びましょう。

「スチームあたため」と1〜2枚用の「スチームトースト」もBS6Eの機能。通常トースト4枚とは別です。

NE-BS5E

皿式スチーム

「皿式スチーム」は、グリル皿に湯をはって蒸す方式です。BS5Eでも茶わん蒸しを作れるので、蒸す料理があることだけでタンク式を選ぶ必要はありません。

庫内を空で予熱した後、指定のキッチンペーパーと食品を載せたグリル皿を下段へ入れ、約50℃の湯を注いで加熱します。この準備をして、たまに茶わん蒸しを作る使い方なら5Eが合います。

取り出すときは熱い残り湯に注意。タンク式のスチームあたため・スチームトーストはありません。

手入れも含めて選択を。BS6Eは給水タンクや経路の管理が加わり、「庫内」コースも約30分のスチーム後に拭き取りが必要です。BS5Eの自動お手入れは「脱臭」。

スチーム機能の手入れと、両機共通の掃除

BS6Eには洗浄・水抜きや、表示が出たときなどのクエン酸洗浄もあります。洗浄後はすすぎと、トレーの水捨て・洗浄が必要です。

両機とも天井はヒーターが露出しない平らな構造。ヒートグリル皿は食洗機にセットできれば食洗機で洗えます。庫内の拭き掃除はどちらにも必要です。

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解凍の違いは、次に「ほぐす」か「切る」か

NE-BS6E

芯までほぐせる解凍

「サイクロンウェーブ加熱」+スチームの方式。マイクロ波をらせん状に放射し、中心からおだやかに解凍するというメーカーの説明です。

ほぐして加熱調理する下ごしらえには「スチーム全解凍」、肉を細切りにするなど包丁を入れる作業には「スチーム半解凍」。次の作業に合わせて選び分けられることが6Eの利点です。

給水タンクを満水にして使います。水なしでも解凍できますが、仕上がりは固めになります。

NE-BS5E

解凍+仕上がり5段階

BS5Eにも肉・魚の解凍があります。解凍を始め、仕上がり表示が点滅している間にダイヤルで5段階調整します。

6Eは全解凍・半解凍のモードを選ぶのに対し、5Eは解凍を始めてから仕上がりを調整する流れです。解凍の有無ではなく、この使い分けが必要かで選ぶと判断しやすくなります。

対象量は両機とも肉・魚100〜500g、刺身100〜200g。

センサー名と、共通の温め機能を確認する

BS6Eは「スイングサーチ赤外線センサー」、BS5Eは「赤外線センサー」。両機とも食品や容器の表面温度を読みます。同条件の温めムラの比較値は確認できておらず、センサー名から精度の順位は付けません。

両機とも「お好み温度」(−10〜90℃)と「お急ぎあたため(スピード機能)」を備えます。スピード機能は手動500W・600Wの開始後に切り替え、設定30秒〜10分に対応。連続加熱時など使えない場合があり、生の食材では加熱不足やムラが出やすくなります。

本体はBS5Eが小さく、庫内は横に広い

本体の横幅

NE-BS6E

50.0cm

本体のみの幅

NE-BS5E

47.0cm

本体のみの幅

本体幅はBS5Eが3cm小さい。両機とも左右に各2cm以上の放熱空間を足す。

庫内の横幅

NE-BS6E

31.9cm

幅のみの比較

NE-BS5E

37.0cm

幅のみの比較

庫内幅はBS5Eが5.1cm広い。容器の取っ手や調理時の余裕も考慮する。

奥行・高さなど、設置前に測る寸法

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奥行・高さなど、設置前に測る寸法
選ぶときの違いNE-BS6ENE-BS5E
本体の横幅50.0cm本体のみの幅47.0cm本体のみの幅
本体の奥行40.0cm39.0cm
本体の高さ34.7cm35.0cm
ハンドルを含む奥行44.9cm43.6cm
ドア開放時の奥行67.0cm64.9cm
左右の放熱空間各2cm以上各2cm以上
上の放熱空間10cm以上10cm以上
庫内の横幅31.9cm幅のみの比較37.0cm幅のみの比較
庫内の奥行35.0cm33.5cm
庫内の高さ22.3cm20.9cm
総庫内容量25L26L

ドアの開閉と、棚板の条件も確認

前方にドアを開ける空間を確保し、脚を支える棚板・耐荷重・電源の条件も確認します。ドア開放時の奥行は、棚板に必要な奥行と同じ意味ではありません。庫内寸法いっぱいの器が使えるわけでもなく、取っ手と加熱時の余裕を含めて見ます。

あなたの台所で、出番が多いのはどちら?

台所で冷凍の魚と別容器の野菜を選ぶ人のイラスト

NE-BS6Eを選ぶ

冷凍ストックを組み合わせたい。 蒸す献立を増やしたい。 全解凍・半解凍を選びたい。

このうち普段使う機能があるならBS6E。給水と水まわりの手入れも含めて選びましょう。

焼き魚の定食と箸を食卓に用意する人のイラスト

NE-BS5Eを選ぶ

いつもの焼き魚を作りたい。 ボウル調理や惣菜温めが中心。 庫内の横幅を優先したい。

基本のビストロ機能を日常に使うならBS5E。茶わん蒸しは皿に湯をはる方式で作れます。

2段で同時に焼く、または高温を長く保つことが必須なら。

今回は、どれも選ばない

両機とも1段オーブンで、220〜250℃の運転は約5分、その後210℃へ切り替わります。この条件で足りない場合や、設置・器の条件を満たせない場合は、両機とも見送りましょう。

パンやクッキーを2段でまとめて焼くことが必須なら、2段オーブンのNE-BS9EとNE-BS8Dの比較も参考になります。高温を長く保つ条件や、設置・器の条件は別に確認してください。

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関連するNE-FS3E・NE-MS4E・NE-BS5Eの3機種比較動画は、BS5Eの両面グリル・トースト・冷凍フライなどを使うかの判断を扱っています。この記事の比較相手BS6Eは動画の対象外で、BS6Eのタンク式スチームなどを3機種共通の機能とは考えません。動画内価格は2026年9月21日の1店・新品税込・通常送料無料地域・自己設置の観測で、現在の設置込み総額ではありません。

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