冷蔵庫・2機種比較
どちらも幅65cm・奥行65cmの本体ですが、庫内の配分と保存の仕方が違います。総容量の490L・495Lだけでは、野菜や冷凍食品がどちらへ多く入るかは決まりません。
先に結論
あなたに合うのはどれ?
野菜や通常の冷凍食品をまとめて買い、収納スペースを優先するならNR-F49EY3。野菜室73L・冷凍室69Lの食品収納スペースを取ります。肉や魚を凍らせて小分けに使う調理を増やしたいならMR-WZ50N。約−7℃の瞬冷凍を使う目的があれば、総容量の5L差以上に選ぶ意味があります。
買い置きの受け皿は、総容量より部屋ごとに見る
総容量は三菱が5L大きい一方、食品収納スペースはパナソニックの野菜室73L・冷凍室69Lに対して、三菱は61L・57Lです。野菜袋や市販の冷凍食品を入れる場所が足りない人には、パナソニックが合います。三菱は冷蔵室の食品収納が196L、パナソニックは190Lで、配分が異なります。
別区画の新鮮凍結と瞬冷凍は、それぞれ食品収納13L・14Lです。通常の冷凍室へ無条件に足して「全部が同じ温度の収納」と数えず、よく使う保存モードを決めたうえで割り当てます。

野菜室73L・通常冷凍室69Lの食品収納を優先するならF49EY3。肉や魚を料理ごとに切り分けるため、約−7℃の瞬冷凍を使うならWZ50Nを選びます。
購入判断が変わる主な違い
| 選ぶときの違い | NR-F49EY3 | MR-WZ50N |
|---|---|---|
| 定格総容量 | 490L | 495L |
| 調理前の保存 | 微凍結パーシャル | 切れちゃう瞬冷凍A.I. |
| 本体幅×奥行×高さ | 650 × 650 × 1850mm | 650 × 650 × 1833mm |
凍らせた食材を少しずつ使うなら三菱
三菱の瞬冷凍は約−7℃で、解凍せず切り分けやすい状態を目指す機能です。まとめ買いした肉や魚を料理の都度使うなら、ここに価値があります。食材や凍結状態に合わせ、説明書の対象と切り分け手順で使います。この調理を繰り返すならWZ50N、通常の冷凍食品を多く収納するならF49EY3を選びましょう。
パナソニックは約−3℃の微凍結パーシャルです。冷蔵保存より低い温度で、日々の食材を管理したい使い方に向きます。両社の保存日数の宣伝を同じ試験として順位にせず、買い物の間隔と何を保存するかへ合わせます。
必要な違いを決めて、購入総額と納期を比べる
同じ幅65cmでも、放熱と開扉を含めて置く
本体の幅・奥行は共通ですが、高さはパナソニック1850mm、三菱1833mmです。左右各5mm以上の放熱空間に加え、上は40mm・50mm以上が必要。三菱の奥行は脚カバーを含めると660mmです。壁に寄せて置く場合は扉を開くための空間も別に確保します。
年間電力量は、使う設定と分けて読む
公表値はパナソニック279kWh、三菱262kWhです。ただしパナソニックはチルド設定の値で、パーシャル設定では約10%増えます。機能を使うときの実際の料金差を、この2数字だけで固定しない比較です。収納量と保存機能で選び、設置・回収費を含む購入総額で最後に確認します。
結局、どれを買えばいい?
野菜と通常の冷凍食品をまとめて収納したい
NR-F49EY3を選ぶ
NR-F49EY3。野菜室73L、冷凍室69Lの食品収納量を優先。
肉や魚を凍らせ、必要な量を切り分けて調理したい
MR-WZ50Nを選ぶ
MR-WZ50N。切れちゃう瞬冷凍A.I.を使う。
この条件なら、候補を切り替える
今回は、どれも選ばない
幅65cmの本体に必要な放熱空間と開扉空間を取れない場所では、両機を候補から外して幅の小さい機種へ。設置できても扉や引き出しを使えなければ、容量を生かせません。


