FH-G3226YとFW-32S7の違いは?点火の待ち時間と、電力・給油の動作で選ぶ

ファンヒーター

石油ファンヒーター・2機種比較

同じ木造9畳・コンクリート12畳、5Lタンクの2台。点火待ちを短くするか、燃焼中の電力と給油の動作を重視するかで選びます。

先に結論

あなたに合うのはどれ?

帰宅してすぐ点火を始めたいならFW-32S7。燃焼中の電力を抑え、ふたを外さず給油したいならFH-G3226Yです。

同じ5Lクラスを、使う動作で選ぶ

同じ5Lクラスを、使う動作で選ぶ
選ぶときの違いFH-G3226YFW-32S7
暖房のめやす・タンク木造9畳・コンクリート12畳/5L木造9畳・コンクリート12畳/5L
事前保温なしの点火通常55秒室温約10℃未満では予熱が10〜40秒程度延長35秒内部で点火のための予熱を行う
燃焼中の公称電力条件が異なるため単純な優劣比較はしません強20W/弱11W最小暖房出力0.63kW大火力98W/小火力52W最小暖房出力0.74kW
給油の開閉保持式のふたを開け、押して閉じる外側を回してキャップを外す閉栓後にタンク側の赤線が隠れたことを確認
暖まり過ぎた後の調節セーブ:一時消火・再点火あり最大火力60%制限、設定+約3℃で消火eco:自動火力調節/一時消火なし小火力でも暑くなったら手動停止
日本製・保証日本製・3年保証日本製・3年保証

帰宅して押すなら35秒か55秒

2機種の違い

通常点火と、準備して使う秒速点火

事前保温なしで運転を始めると、FW-32S7は公称35秒、FH-G3226Yは通常55秒で点火します。帰宅時刻がまちまちで、点火待ちを短くしたいならFW-32S7です。

CORONAの「秒速点火」は、先に約75秒予熱してから使う約7秒の点火。予熱中は平均約80Wを使います。通常点火では、室温約10℃未満で予熱が10〜40秒程度延長します。

「秒速タイマー」は設定の5分前から予熱し、設定時刻から2時間後まで平均約80Wを使う機能です。決まった時刻に自分で運転を始める人に向きます。

燃焼中の電力を抑えるならCORONA

2機種の違い

点火後の消費電力は強20W・弱11W

燃焼中の公称電力はFH-G3226Yが強20W・弱11W、FW-32S7が大火力98W・小火力52W。長く燃やしている間の電力を重視するならCORONAです。

弱運転の暖房出力は0.63kWと0.74kWで異なります。表のWは各機種の運転状態ごとの電力で、灯油を含む暖房費は別に考えます。通常待機は0.8Wと1W、Dainichiの点火時最大は370Wです。

暑くなったときの停止まで任せるか

2機種の違い

CORONAは一時消火、Dainichiは火力調節

FH-G3226Yのセーブモードは最大火力を60%に抑え、設定温度より約3℃高くなると一時消火。設定温度まで下がると再点火します。

FW-32S7のecoおまかせモードは、室温に合わせて火力を自動調節します。一時消火は行わないため、暑くなったら自分で停止します。停止と再開も任せたいならCORONAが合います。

始動と調節の使い方に合う型番を確認

消火・冷却を終えてから給油する

給油前は運転を止め、冷却ファンが自動停止するまで電源を保ちます。本体が十分冷めてからタンクを取り出し、機器から離れた火の気のない場所で給油します。

FW-32S7は停止後、約8秒で残ガスを燃やして消火し、約3分冷却運転します。灯油の残りはCORONAがカウントダウン表示、Dainichiが電子音と点滅で2回知らせます。

給油のふたを残すか、回して外すか

2機種の違い

毎回の開閉が変わる

CORONAの「よごれま栓」は、つまみを引いてふたをタンクに残したまま給油し、押して閉じます。外したキャップの置き場所を作りたくない人にはFH-G3226Yが合います。Dainichiの「給油汚れんキャップ」は、外側を回して取り外す方式です。

Dainichiは閉めた後、タンク側の赤線が見えないことを確認。両機とも口金を下に向けて漏れを確かめ、タンクを静かに戻します。

基本機能は両方に。タイマーの扱いに違い

両機共通

予約・安全装置・3年保証を共通で備える

両機ともチャイルドロック、対震自動消火、不完全燃焼防止などを備え、日本製・3年保証です。予約運転のタイマーとグレー液晶も共通です。

消臭対策はCORONAがクリーン消火(新消臭制御)とニオイカットメカ、Dainichiが秒速消臭システムプレミアム。ニオイカットメカはノズルの自動クリーニングを行います。

タイマー・液晶・再設定の違い

通常運転は、どちらも約3時間で消し忘れ停止する仕組みです。CORONAの延長/切タイマーには3・2・1・0.5時間の選択肢があり、Dainichiの運転延長は操作から3時間。Dainichiを予約タイマーで始動した場合は1時間で止まるので、通常運転の3時間と区別して使います。

表示は両方ともグレー液晶。CORONAはお知らせ消音モードと運転モード・タイマー設定時間の保持があります。Dainichiの液晶にはバックライトがなく、停電やプラグを抜いた後は設定温度、時刻、タイマー、チャイルドロックを再設定します。毎日の予約運転や設定の扱いを決める補助的な違いです。

家具から離し、換気できる場所に置く

2機種の違い

前・上100cm、左右・後ろ15cmを確保

可燃物から前方・上方100cm以上、左右・後方15cm以上離して置きます。運転中は1時間に1〜2回、1〜2分程度の換気を行い、就寝・外出前に消火します。

本体の高さ×幅×奥行はCORONAが424×385×325mm、Dainichiが429×371×299mm(置台を含む)。離隔とタンクの出し入れの空間も取ります。必要な暖房能力が木造9畳・コンクリート12畳を超える場合は、大きいクラスを選びます。

使い方に合う1台を選ぶ

窓を開け、家具から距離を取った床上暖房を描く一般的な冬の換気場面

FH-G3226Yを選ぶ

燃焼中の電力を抑え、ふたを残して給油したい。暑くなった後の停止・再開も任せたい。

通常点火55秒で使うなら、強20W・弱11Wの燃焼が魅力。よごれま栓とセーブモードも日々の動作を減らします。

冬の夕方に帰宅して上着を脱ぐ人

FW-32S7を選ぶ

帰宅時刻が決まっていない。事前保温なしで点火待ちを短くしたい。

運転ボタンを押して公称35秒で点火。ecoおまかせモードで火力も自動調節します。

換気や離隔を確保できない場合は、別の暖房方式へ

今回は、どれも選ばない

換気できない部屋や、就寝・外出中の継続暖房には向きません。必要な暖房能力が9畳・12畳クラスを超える場合も、用途に合う別の暖房を選びます。

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