ブルーレイレコーダー・3機種比較
録画の入口を決めたら、全録の局数と家族の通常予約を配分し、見るまでの日数とBS/CSで容量を選びます。
先に結論
あなたに合うのはどれ?
番組を決めて録るならDMR-2W203。地デジ中心の全録をこまめに見るならDMR-2X203。見返すまでの余裕やBS/CSの全録枠を増やすならDMR-2X303です。家族の通常予約を3本残す場合、全録は両機とも4チャンネルに配分します。
DMR-2W203

番組指定で2番組同時まで。2TBとドラマ・アニメの自動予約を使う人に。
USB-HDDへの録画は最大1番組。自動予約も通常予約等と重なると録れない場合があります。
DMR-2X203

地デジ中心の全録を、2TBの設定に収めてこまめに見る人に。
全録4ch+通常3番組の配分では、全録は地デジのみです。
DMR-2X303

3TBの余裕と、BS/CSの全録枠を使いたい人に。
全録6ch+通常1番組、または全録4ch+通常3番組の配分は2X203と同じです。
番組を決めて録るか、録ってから選ぶか
DMR-2W203:見たい番組を予約する
毎週見る番組が決まっているなら、番組単位の予約で管理する2W203が合います。内蔵HDDは2TB、同時録画は2番組です。
「ドラマ・アニメ1クール自動録画」は、ジャンル・時間帯・チャンネルを設定すると対象番組を自動で予約する機能。地上・BSデジタルのハイビジョン放送が対象です。全録機を選ばなくても、続けて見るドラマやアニメの予約を助けてくれます。
DMR-2X203・2X303:局ごとに録って後から探す
「全自動録画」は、先に選んだチャンネルと時間帯をまとめて録る方式です。放送後に話題を知った番組も、録画した範囲から探す使い方へ変わります。
2X系のお録りおきは、全録済みのドラマ・アニメを長めに見返すための仕組みです。2W203の自動予約と名前が似ていても、録画の入口は同じではありません。
どちらも録画を永久に残す仕組みではありません。自動録画の領域が一杯になると古い番組から消去されるため、残したい番組は保存します。2W203の自動予約も通常予約等との重複で録れない場合があります。
番組名と視聴の間隔を、買う前に一度書き出す
見たい番組が決まるなら予約する2W203、放送後に気になった番組を探したいなら全録の2X系が候補です。全録を選んだら、家族の通常予約の本数と、何日くらいで録画を見返すかを合わせて整理すると、容量だけで迷わずに選べます。

全録6チャンネルと通常3番組は、同時には使えない
2X203・2X303共通:追加2枠の使い道を決める
全録を最大6チャンネルにすると、通常予約は同時1番組まで。通常予約を同時3番組にしたいときは、全録を4チャンネルにします。上位の2X303でもこの配分は同じです。
家族それぞれが録画予約を入れるなら、先に必要な通常予約の本数を数えましょう。全録の最大局数だけで選ぶと、使い始めてから通常予約の枠が足りなくなります。
録り方と同時録画の違い
録り方と内蔵容量
DMR-2W203
番組予約・内蔵2TB
ドラマ・アニメは条件を設定して自動予約
DMR-2X203
全自動録画・内蔵2TB
局・時間帯の設定、古い録画は順に上書き
DMR-2X303
全自動録画・内蔵3TB
局・時間帯の設定、古い録画は順に上書き
希望番組が決まるなら2W203。後から探す習慣を作るなら2X系。
全録と通常予約の配分
DMR-2W203
内蔵HDDに2番組同時
USB-HDDへの録画は最大1番組
DMR-2X203
全録6ch+通常1番組/全録4ch+通常3番組
どちらかの設定を選ぶ
DMR-2X303
全録6ch+通常1番組/全録4ch+通常3番組
どちらかの設定を選ぶ
家族の通常予約3本を優先するなら、全録2機種とも4chに配分する。
2W203の2番組は、内蔵HDDへの録画
2W203は内蔵HDDに同時2番組を録れますが、USB-HDDへの録画は最大1番組です。外付けHDDを足しても、内蔵HDDと同じ条件で使えるとは考えないでください。
見るまでの間隔が長いなら、3TBの2X303を考える
同じ6chの公式紹介例では、約16日と約24日
全録を後でまとめて見る人にとって、2X303へ費用を上乗せする理由は内蔵HDDが3TBになることです。2X203は2TB。メーカーは15倍録の全録6チャンネルについて、約16日と約24日の例を示しています。
この日数は画質、チャンネル、時間帯や領域配分によって変わります。自分が使う設定と見返すまでの間隔を合わせ、必要な日数を残せるかで2機種を比べます。
図の日数は全録6ch・15倍録の公式紹介例。
全録4chへ配分した場合の、別の仕様表例
全録4chの別設定例
DMR-2W203
番組予約で選ぶ
全録の日数例は比較対象外
DMR-2X203
約14日
全録領域1TB、15倍録
DMR-2X303
約28日
全録領域1960GB、15倍録
全録領域が異なる別例。6ch例へ混ぜず自分の設定に近い例で考える。
6ch例と4ch例を混ぜない
仕様表の4チャンネルの例は、2X203が全録領域1TBで約14日、2X303が1960GBで約28日です。いずれも15倍録ですが、使っている全録領域が異なります。先ほどの6チャンネルの16日・24日とは別の設定例として読み分けます。
総容量は2TBと3TBでも、録画日数が常に1.5倍になるわけではありません。通常予約の領域も含めて、自分が選ぶチャンネル・画質・時間帯に近い条件で比べることが大切です。
必要な録り方と容量で、候補の購入条件を確認
BS/CSを全録するなら、2X303の枠の広さが効く
6ch全録時のBS/CS枠
DMR-2W203
番組予約で選ぶ
全録の局数は比較対象外
DMR-2X203
最大2ch
追加チャンネルの枠を使う
DMR-2X303
最大5ch
全録専用最大3ch+追加最大2ch
衛星局を3局以上全録へ含めたい用途では2X303の枠を使う。
4ch全録+通常3番組時のBS/CS枠
DMR-2W203
番組予約で選ぶ
全録の局数は比較対象外
DMR-2X203
全録は地デジのみ
追加枠を通常予約へ戻す設定
DMR-2X303
全録にBS/CS最大3ch
全録専用側の衛星枠を使う
BS/CS全録と通常3本を両立する目的なら2X303。
通常予約3番組を残したときの違いが大きい
6チャンネル全録なら、2X203は追加枠を使ってBS/110度CSを最大2チャンネル、2X303は全録専用3枠と追加2枠で最大5チャンネル含められます。
家族の通常予約を同時3番組に戻すと、追加2枠を全録に使わない設定になります。このとき2X203の全録は地デジのみ。2X303は全録専用側にBS/CSの最大3枠を残せます。衛星番組も全録しながら通常予約3本を確保したいなら、2X303を選ぶ理由になります。
有料放送は、B-CASの枚数と使う枠を分けて確認
2X203はB-CASカード1枚、2X303は2枚です。2X303の2枚は「全録用」と「視聴・通常録画用」。2枚の契約についての説明を、2X203へそのまま当てはめることはできません。
2X303で有料放送を全録3チャンネルまで使う場合は全録用カード、4チャンネル以上へ広げる場合は視聴・通常録画用カードも契約します。通常録画は視聴・通常録画用で契約するため、同じ有料放送を全録専用枠と通常録画で録る使い方では両方の契約が必要になります。2X203で有料BS/CSを全録する場合は、追加の最大2枠と、その1枚の契約を照合します。
もう一つ、両機とも「同じ有料番組を追加チャンネルと通常予約で同時に録画」はできません。通常予約が優先し、その追加チャンネルの全録は一時停止します。2X303で2枚とも契約しても、この制限はなくなりません。購入前に、全録と通常録画のどちらで有料番組を見るかを決め、必要なB-CASカードの契約と月額を放送事業者に確認します。
全録を使い始めたら、残す操作と停止時間を管理する
全自動録画は、一時的に番組を溜めて後で選ぶための機能です。古い番組は順に消去されるので、大切な番組を見つけたら保存して残します。「あとで見よう」と溜める日数と、実際の録画設定を合わせて使いましょう。
2X203・2X303には毎日のメンテナンス時間があります。紹介ページの「約5分」だけを上限にせず、取説にある1日5〜最長60分(通常は数分)の範囲で考えます。この間は全録や再生などが止まりますが、通常予約録画は行われます。止まらない完全保存を目的に選ぶ機能ではありません。
また、追加2チャンネルの全録は、市販BDの再生、画質変換を伴うダビング、MP4再生など、指定された操作中に停止し、終了後に再開します。全録専用の4チャンネルまで同じ理由で止まる、という意味ではありません。BDを見る時間と、追加枠で録りたい番組の時間が重なる人は、この使い方も選択に含めます。
外付けHDDを足す前に、使う録画先を決める
2W203のUSB-HDDは160GB〜4TBが対象で、同時接続は1台、登録は最大8台です。録画は最大1番組。同機の内蔵HDDへの2番組同時録画とは分けて考えます。
2X203・2X303で全録に使うUSB-HDDはUSB3.0対応の1〜8TB、全録は最大4チャンネルです。追加2チャンネルをUSB-HDDへ割り当てることはできず、通常録画用と全録用のUSB-HDDを同時には接続できません。容量だけで本体を選び、後で外付けですべて補う前提にはしない方がよいでしょう。
対応するHDDを選び、本機への登録が必要です。他機で使っていたHDDなどは登録時に内容が消去されるため、残したいデータがあるHDDをそのまま使い回さないでください。
2W203は低く浅い。全録2機種の外形は同じ
本体外形(突起を含まず)
DMR-2W203
幅430×高さ41.5×奥行179mm
放熱・配線の余裕は別に必要
DMR-2X203
幅430×高さ60×奥行199mm
放熱・配線の余裕は別に必要
DMR-2X303
幅430×高さ60×奥行199mm
放熱・配線の余裕は別に必要
2W203は低く浅い。本体寸法だけで棚内設置を決めない。
本体寸法だけで棚に入ると決めない
数値は突起を含まない本体外形です。棚の内寸に加えて、背面の配線や放熱、扉の開閉に必要な余裕を確保します。ここに示した奥行や高さを、そのまま設置可能な最小寸法として使わないでください。
費用差は、使う録り方と保存の余裕へ払う
2W203から全録機への上乗せは、「番組を決めて予約する」から「録った番組を後から選ぶ」への変更に払う費用です。ドラマやアニメが中心で、同時2番組で足りるなら、2TBと自動予約を備える2W203を積極的に選べます。
全録が必要でも、地デジを中心にこまめに見返すなら2X203が候補。2X303への上乗せは、内蔵HDDが1TB増える余裕と、BS/CSを全録に入れやすい配分に価値を感じる場合に使います。同じ新品・保証・配送条件で購入先の総額を比べてください。
自分の録画習慣から、最後の1台を選ぶ
見る番組が決まり、内蔵HDDへの同時2番組で足りる
DMR-2W203を選ぶ
2TBとドラマ・アニメの自動予約を使い、番組単位で録画を管理できる
USB-HDDへの録画は最大1番組。
地デジ中心に全録し、選んだ設定の保存期間内でこまめに見る
DMR-2X203を選ぶ
2X303と同じ全録6ch/通常1または全録4ch/通常3の配分を使い、2TBの範囲で局と時間帯を絞れる
全録4ch+通常3番組の設定では、全録は地デジのみ。
全録を見返すまでの余裕を増やす、またはBS/CSを多く全録したい
DMR-2X303を選ぶ
3TBと衛星全録枠の広さが目的に合う。通常予約を3本残す4ch全録でも衛星最大3chを選べる
全録6ch+通常3番組を同時には使えない。
今の機器で録れていて、全録を見返す習慣もない
今回は、どれも選ばない
買い替えを急がず、まず今の録画予約で困る場面を整理します。録画停止のない完全保存が必須の場合や、配線・放熱を含む置き場を確保できない場合も、この比較だけで購入を進めないでください。
この比較を動画で確認
比較テーマ:DIGAは全録まで必要?

